特許取得の多彩な
抗アレルギー・抗菌技術を、知的財産として提供。
抗菌加工技術
当社の特許技術であるタンニン酸加工や、抗菌材料アースプラスやイータックなどの塗布技術を自社製品に使用すると同時に、ビジネスパートナーに向けて知的財産として共有しています。
タンニン酸加工について
お茶の渋みの成分として知られているタンニン酸には、アレルギーの原因となる物質の性質を変える効果があります。タンニン酸を加工することで、アレルギーの原因となるダニ・花粉・犬・猫のアレルゲンを人体に無害なものに変えることができます。
タンニン酸加工
いつもの寝具を、タンニン酸加工で
アレルギー対策寝具に。
タンニン酸加工を施した不織布と、一般の防ダニ加工不織布にアレルゲン溶液を添加し反応させ、反応後のアレルゲン濃度を測定した結果が下記の表です。一般の防ダニ加工不織布と比較したところ、タンニン酸加工を施した不織布には、アレルゲン低減効果があり、反応から14時間経過しても、低減率約99.6%という高い数値が測定されました。
羽毛
ラテックス
繊維
(不織布・織物・ニット)
抗アレルゲン効果についての実験
タンニン酸加工を施した不織布のダニ抗原量の低減率
サンプル | アレルゲン濃度 (ng/mL) |
対照に対する低減率 (%) |
---|---|---|
一般の防ダニ加工不織布 (対照 防ダニ・抗菌加工不織布) |
124.87 | |
タンニン酸不織布 | < 0.5 | < 99.60 |
* 検出限界0.5ng/mLと対照のアレルゲン濃度124.87ng/mLより算出される
低減率の上限は99.60% 東京環境アレルギー研究所調べ
羽毛にタンニン酸加工を施した一例
タンニン酸加工を施した羽毛を3回洗濯しても、ダニ抗原量の低減率はわずか約4%であり、羽毛に施したタンニン酸がしっかりと定着していることが分かります。
ダニ抗原量の低減効果を感じられる羽毛ふとんとして、安心してお使いいただけます。
タンニン酸加工羽毛のダニ抗原量消失試験
通常羽毛とタンニン酸加工羽毛のダニ抗原量の減少率
結果は、検体成分に由来する測定誤差(15%以内)発生を示す。
日本繊維製品品質技術センター福井試験センター調べ
ダニ抗原量の低減効果結果
洗濯した羽毛としていない羽毛のダニ抗原量の低減率
東京環境アレルギー研究所調べ
アースプラス加工について
アースプラスとは「吸着物質アパタイト」「酸化チタン」「銀」の複合体で、食品添加物に認可されている成分で構成され、細菌・ウイルス・アレルゲン・臭い(細菌由来)等のタンパク質を吸着分解する技術です。アクトインテリアでは、このアースプラス加工を施すことで、業界で初めてアレル物を分解してくれる寝具カバーを開発しました。
アースプラス
イータック加工について
イータックとは、除菌成分を固定化する研究として始まり、2007年に実用化された、特許取得の持続型抗菌成分です。様々なものの表面に固定化できる抗菌剤として開発されました。アクトインテリアは、イータックを寝具類に塗布・加工する特許技術を保有しています。
イータック